Category  |  神、愛

疑問が残るとき

テスト飛行中の宇宙旅客機が2014年10月31日、モハベ砂漠に墜落しました。操縦士は奇跡的に助かりましたが、副操縦士が亡くなりました。事故の全容は分かりません。新聞記事の見出しは 「疑問が残る」でした。

お帰り!

息子のことで本当に大変だったときに、礼拝後に私をつかまえて、私と息子のために毎日祈っていると言ってくれた人がいました。彼は、すごく申し訳ない気がしていると言います。なぜかと聞くと、私のように苦しむことがなかったから、と言いました。「うちの子どもは、割とすんなり言うことを聞くんだ。でもそれは、親の信仰や育て方のせいじゃない。だって子どもは結局、自分で自分の道を選ぶのだから」と言いました。

あなたには価値がある

義母が亡くなった後、アパートの整理をしていると、タンスの引き出しの中からアメリカ先住民の図柄がついた古い1セント玉が出てきました。彼女はコインの収集家ではありませんが、昔、自分が使っていた硬貨を残しておいたのでしょう。何枚かは非常に良い状態でしたが、さびて変色し、刻印が見えない物もありました。しかし、1セントと記されていることは分かりました。今は1セントでは何も買えませんが、当時は新聞を買うことができました。また、収集家にしてみれば、状態が万全でなくても十分な価値があります。

これが私たちだ

コーリー・テン・ブームの自伝には、姉のベッツィとナチスの強制収容所で過ごした1940年代初期の恐ろしい体験が記されています。ある時、検査で服を脱がされ一列に並ばされました。ひどい辱めに打ちひしがれていたとき、突然、イエスも裸で十字架にかけられたことを思い出しました。はっとして神をあがめ、「イエス様も裸にされたのよ」と姉にささやきました。ベッツィは息をのみ、「あぁコリー…。そのことを、今まで感謝してなかったわ」と言いました。

ねたむ神

カリフォルニア大学のクリスティン・ハリス教授は、2014年、動物が嫉妬することをぬいぐるみを使って示しました。犬の飼い主に、自分の犬の前でぬいぐるみをかわいがる仕草をしてもらうと、4分の3の犬が嫉妬しました。飼い主をつついて気を引こうとしたり、飼い主とぬいぐるみの間に割り込んだり、ライバルに噛みつこうとした犬もありました。犬の嫉妬は可愛いものですが、人間の場合はそういうわけにはいきません。一方、モーセとパウロは、別の嫉妬を思い出すように私たちに語ります。つまり、神の心を表す嫉妬です。

フェンスに触るな!

子どもの頃、両親といっしょに曾祖母の家へ遊びに行きました。曾祖母は農場の脇に住んでいて、牛が家の敷地に入らないように、家の周りには電流の通ったフェンスが張られていました。外で遊んでもいいかと尋ねると、よいけれど、フェンスに触れると感電するので気を付けるように言われました。ところが、私はその警告を無視してフェンスに指を触れてしまいました。その瞬間、ビリビリっと電気が走りました。私は、両親の警告は私のためだったと悟ったのです。

最初に愛がある

ある夜、居間に飾る予定だという三つの壁かけのひとつを見せながら、「ほらね、『愛』はもうあるの。『信仰』と『希望』も注文してあるのよ」と友だちが言いました。なるほど。まず「愛」が来て、「信仰」と「希望」はすぐ後にやって来るのだと、私は思いました。

最初の一歩

友だちと立ち話をしました。「彼、歩けたのよ!」と、一歳の甥が初めて歩いた様子を興奮げに詳しく話してくれました。もし、知らない人が聞いていたなら奇妙でしょう。大抵の人は歩けますから。

なるほど!

友だちが会ったばかりの男性のことを「あなたにピッタリよ」と言いました。その人は親切で、優しい目でにっこり微笑むと言います。そして会ってみると、彼女の言うとおりでした。その男性は今では私の夫です。なるほど!どうりで彼が大好きなわけです。